説明

新規の殺虫剤

置換基が請求項1で規定されている式(I)の化合物、並びに式Iの化合物の農業上許容された塩及び全ての立体異性体及び互変異性型は、農薬活性成分として用いることができ、それ自体知られた方法において調製することができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物
【化1】

{式中、
nは0又は1であり;
1は、ハロゲン、シアノ、C1−C8アルキル、C1−C8ハロアルキル、C1−C8アルコキシ、C1−C8ハロアルコキシ、C1−C8アルキルチオ、C1−C8ハロアルキルチオ、C1−C8アルキルスルフィニル、C1−C8ハロアルキルスルフィニル、C1−C8アルキルスルホニル、C1−C8ハロアルキルスルホニル、C1−C8アルキルスルホニルオキシ、C1−C8ハロアルキルスルホニルオキシ又は−OSO2Fであり;
2及びR3のそれぞれは、同一であるか又は異なっていることができ、水素、ハロゲン、シアノ、C1−C8アルキル、C1−C8ハロアルキル、C1−C8アルコキシ、C1−C8ハロアルコキシ、C1−C8アルキルチオ、C1−C8ハロアルキルチオ、C1−C8アルキルスルフィニル、C1−C8ハロアルキルスルフィニル、C1−C8アルキルスルホニル、C1−C8ハロアルキルスルホニル、C1−C8アルキルスルホニルオキシ、C1−C8ハロアルキルスルホニルオキシ、−OSO2Fを表す;
或いは、R2はR3と共に、C2−C6アルキレン或いは窒素、酸素及び/若しくは−C(O)又は−S(O)m−により介在され得るC3−C6アルケニレン架橋を形成する;
且つ、当該架橋は、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6アルキニル、C2−C6ハロアルキニル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6アルキニルオキシ、メルカプト、アミノ、ヒドロキシ、C1−C6アルキルチオ、C1−C6ハロアルキルチオ、C3−C6アルケニルチオ、C3−C6ハロアルケニルチオ、C3−C6アルキニルチオ、C1−C3アルコキシ−C1−C3アルキルチオ、C1−C4アルキルカルボニル−C1−C3アルキルチオ、C1−C4アルコキシカルボニル−C1−C3アルキルチオ、シアノ−C1−C3アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6ハロアルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、C1−C6ハロアルキルスルホニル、アミノスルホニル、C1−C2アルキルアミノスルホニル、N,N−ジ(C1−C2アルキル)アミノスルホニル、ジ(C1−C4アルキル)アミノ、ハロゲン、シアノ、ニトロ及び/又はフェニルにより一置換或いは多置換されることができ、当該フェニル基はヒドロキシ、C1−C6アルキルチオ、C1−C6ハロアルキルチオ、C3−C6アルケニルチオ、C3−C6ハロアルケニルチオ、C3−C6アルキニルチオ、C1−C3アルコキシ−C1−C3アルキルチオ、C1−C4アルキルカルボニル−C1−C3アルキルチオ、C1−C4アルコキシカルボニル−C1−C3アルキルチオ、シアノ−C1−C3アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6ハロアルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、C1−C6ハロアルキルスルホニル、アミノスルホニル、C1−C2アルキルアミノスルホニル、N,N−ジ(C1−C2アルキル)アミノスルホニル、ジ(C1−C4アルキル)アミノ、ハロゲン、シアノ又はニトロにより置換されることが可能であり、且つ当該架橋中の窒素原子における置換基はハロゲン以外であり、且つ2つの酸素原子は互いに隣に位置しない;
mは0、1又は2であり;
1及びS2はそれぞれ、同一であるか又は異なることができ、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C8アルキル、C1−C8ハロアルキル、C1−C8アルコキシ、C1−C8ハロアルコキシ、C1−C8アルケニル、C2−C8ハロアルケニル、C1−C8アルキニル、C2−C8ハロアルキニル、C3−C6シクロアルキル、C3−C6ハロシクロアルキル、C1−C8アルキルチオ、C1−C8ハロアルキルチオ、C1−C8アルキルスルフィニル、C1−C8ハロアルキルスルフィニル、C1−C8アルキルスルホニル、C1−C8ハロアルキルスルホニル、C1−C6アルキルアミノ又はジ−(C1−C6アルキル)アミノ(このC1−C6アルキル基は、同一であるか又は異なることができる)を表す;
3は、シアノ、C1−C6アルキル、ハロ−C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、ハロ−C1 −C6アルコキシ、ハロ−C1−C6アルコキシハロ−C1−C6アルコキシ、C1−C8アルキルチオ、C1−C8ハロアルキルチオ、C1−C8アルキルスルフィニル、C1−C8ハロアルキルスルフィニル、C1−C8アルキルスルホニル又はC1−C8ハロアルキルスルホニルである;或いは
3は、部分的に飽和又は完全に飽和した芳香族であることができ、窒素、酸素及び硫黄から成る群から選択される1〜4のヘテロ原子を含むことのできる、3〜10員の単環系又は縮合二環系であり、当該環系は直接的に又は−O−、−S−、C1−C4アルキレン、−CH=CH−、−C≡C−、−CH2O−、−CH2N(C1−C4アルキル)−、−CH2SO−若しくは−CH2SO2基を介してフェニル環と結合し、各環系は2超の酸素原子及び2以下の硫黄原子を含むことができなく、環系それ自体はC1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C3−C6アルケニル、C3−C6ハロアルケニル、C3−C6アルキニル、C3−C6ハロアルキニル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6アルキニルオキシ、メルカプト、C1−C6アルキルチオ、C1−C6ハロアルキルチオ、C3−C6アルケニルチオ、C3−C6ハロアルケニルチオ、C3−C6アルキニルチオ、C2−C5アルコキシアルキルチオ、C3−C5アセチルアルキルチオ、C3−C6アルコキシカルボニルアルキルチオ、C2−C4シアノアルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6ハロアルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、C1−C6ハロアルキルスルホニル、アミノスルホニル、C1−C2アルキルアミノスルホニル、ジ−(C1−C2アルキル)アミノスルホニル、ジ−(C1−C4アルキル)アミノ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、フェニル及びベンジルチオにより一置換、二置換又は三置換されることができ、フェニル及びベンジルチオはフェニル環上でC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、又はニトロにより置換されることができ、複素環中の窒素上の置換基はハロゲン以外である;
4及びR5のそれぞれは、同一であるか又は異なることができ、水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル又はC3−C6アルキニルを表す;
1は、R9により一置換、二置換又は三置換されることのできるC1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレン又はC3−C6アルキニレン鎖であり(当該鎖の不飽和結合は直接的に硫黄原子に結合しない);或いは、R10により一置換、二置換又は三置換されることのできるC3−C6シクロアルキレンである;
9及びR10は互いに独立に、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、C1−C6ハロアルキルチオ、C1−C6ハロアルキルスルフィニル、C1−C6ハロアルキルスルホニル、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルカルボニル、C1−C6アルコキシ−C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ−C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロ−アルコキシ、ベンジル又はフェニルである(それぞれの部分のフェニル及びベンジルは、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ又はニトロにより一置換又は多置換されることができる);
2は、R11により一置換、二置換又は三置換されることのできるC1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレン又はC3−C6アルキニレン鎖であり(当該鎖の不飽和結合は直接的に硫黄原子に結合しない);或いは、R12により一置換、二置換又は三置換されることのできるC3−C6シクロアルキレンである;
11及びR12は互いに独立に、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、C1−C6ハロアルキルチオ、C1−C6ハロアルキルスルフィニル、C1−C6ハロアルキルスルホニル、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルカルボニル、C1−C6アルコキシ−C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ−C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロ−アルコキシ、ベンジル又はフェニルであり(これらの部分のフェニル及びベンジルは、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル又はニトロにより一置換、二置換又は三置換されることができる);
3は、水素又はC1−C6アルキルである;
Zは水素、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6シクロアルキル、C1−C6ハロシクロアルキル、C1−C6アルキルチオ、C1−C6ハロアルキルチオ若しくはC1−C6アルコキシ−C1−C6アルキルであり;又は、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6シクロアルキル、C1−C6ハロシクロアルキル、C1−C6アルコキシ、若しくはC1−C6ハロアルコキシにより置換されたC1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6シクロアルキル、C1−C6ハロシクロアルキル、C1−C6アルキルチオ、C1−C6ハロアルキルチオ若しくはC1−C6アルコキシ−C1−C6アルキルであり;或いは、Zは−C(O)R6、−C(O)O−R7、−CONR1314、−SO215又は−OP(OR16)(OR17)−OR18 である;
6は、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6シクロアルキル、C1−C6ハロシクロアルキル、C1−C6アルキルチオ、C1−C6ハロアルキルチオ、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルカルボニル若しくはC1−C6アルコキシ−C1−C6アルキルであり;又は、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6シクロアルキル、C1−C6ハロシクロアルキル、C1−C6アルコキシ、若しくはC1−C6ハロアルコキシにより置換されたC1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6シクロアルキル、C1−C6ハロシクロアルキル、C1−C6アルキルチオ、C1−C6ハロアルキルチオ、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルカルボニル若しくはC1−C6アルコキシ−C1−C6アルキルである;R7、R13、R14、R15、R16、R17及びR18は互いに独立に、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6シクロアルキル若しくはC1−C6ハロシクロアルキルであり;又は、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6シクロアルキル、C1−C6ハロシクロアルキル、C1−C6アルコキシ若しくはC1−C6ハロアルコキシにより置換されたC1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6シクロアルキル若しくはC1−C6ハロシクロアルキルである};及び
それらの化合物の農業上許容された塩/異性体/鏡像異性体/互変異性体。
【請求項2】
Zが水素、−C(O)R6、−C(O)O−R7、−CONR1314、−SO215又は−OP(OR16)(OR17)−OR18である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
活性成分として、遊離の形態又は農薬として利用可能な塩の形態の、式Iの請求項1に記載の少なくとも1つの化合物、又は適切な場合にはその互変異性体、及び少なくとも1つの助剤を含んで成る、農薬組成物。
【請求項4】
昆虫又は代表的なダニ目を防除するための、請求項3に記載の組成物。
【請求項5】
請求項3に記載の組成物を、害虫又はそれらの環境に対して適用することを含んで成る、害虫を防除するための方法。
【請求項6】
昆虫又は代表的なダニ目を防除するための、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
植物繁殖材料又は植物繁殖材料を植える場所を処理することを含んで成る、害虫による攻撃から植物繁殖材料を保護するための、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
請求項7に記載の方法で処理した植物繁殖材料。

【公表番号】特表2008−513404(P2008−513404A)
【公表日】平成20年5月1日(2008.5.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−531709(P2007−531709)
【出願日】平成17年9月20日(2005.9.20)
【国際出願番号】PCT/EP2005/010145
【国際公開番号】WO2006/032462
【国際公開日】平成18年3月30日(2006.3.30)
【出願人】(500584309)シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト (352)
【Fターム(参考)】